このサイトはいわゆるSEOをほとんど気にしていない構成ですが、全く気にしていないというわけではありません。これまでも画像を圧縮しようとしてみたり勝手についたnofollowを削除してみたりしていました。今回は完全にやり忘れていた自分の所有するアカウントとの関係性を示すrel="me"の付与を行ってみました。中身が無いのですが許してください。
結論
rel="me"を付けるだけ- 自分との関係性を示す
XHTML Friends Network
この技術はXFN(XHTML Friends Network)に由来しており、それなりに歴史のあるものです。YouTubeにはGoogle公式が出している古の解説動画が転がっていますのでこれを見てみましょう。
XFNに準拠したリンクの属性というものは、機械から見てそのリンク先がどのような関係性なのかを簡潔に示するものです。例えば私に友達がいたとして、その友達のサイトに向かってリンクを飛ばしたとしましょう。ここに何もフラグがついてなければクローラは私とその友達の関係性を知ることは出来ないでしょう。しかしここにrel="friend"という属性を付けておけば、機械はそのリンク先がここのサイトの持ち主と友人関係であると認識することが出来ます。
もちろん人間の関係性は友人だけではありません。friendの他にもchildであったりco-workerであったり、さらにはmetといったものまであります。さらには自分の関係を示すことも出来ます。これが「rel="me"」です。「XFN: Getting Started」というページには以下のような説明が付けられています。
me. A link to yourself at a different URL. Exclusive of all other XFN values. Required symmetric. There is an implicit 'me' relation from a subdirectory to all of its contents.
要するにTwitterやGitHubなどのソーシャルサービスの自分のアカウントへrel="me"を付ければ良いといったものですね。そうすることによってこのサイトとアカウントとの関連性を示すことが可能になりました。やったね。
関連リンク
- 結城永人「Googleが認識する構造化データに含まれるから「rel="me"」にはSEO効果があるかも知れない」2018年7月30日。
最後に
- 前回の技術関係の記事: WWWの発明者が「Web3はWebじゃない」と発言
- 次回の技術関係の記事: サブドメインとCloudflare Web Analytics
中身の無いことを無理矢理伸ばしてみました。私の筆力が無さすぎて無理。