2023年2月までに新しい記事に選ばれた主執筆した日本語版ウィキペディアの記事

記事の所有権を主張してしまうみたいで心苦しいところはある / 2023-02-02T00:00:00.000Z

このサイトの「wikipedia」カテゴリを見て頂ければある程度分かるかと思いますが、私は日本語版ウィキペディアにおいてUser:Osumi Akariとして活動させていただいています。

日本語版ウィキペディアには、作成された記事のうち質の高いものを一日当たり3本程度投票で選出し、それがトップページに一日間掲載される「新しい記事」というシステムがあります。私が主に執筆した記事がこれに選ばれると嬉しいので、忘れないうちに過去に掲載された記事について触れていこうかと思います。

結論

  1. 意外と少ない
  2. もっと良い記事を書こうよ、すみちゃんさぁ…

パセリの虐殺

「パセリの虐殺」とは1937年にドミニカ共和国で発生した虐殺事件です。ハイチにおける人口増加に伴って(必ずしも合法ではない)移民が、隣国であるドミニカ共和国に対して盛んにおこなわれるようになっていました。当時のドミニカ共和国にとって彼らの対策は課題となっていたようなのですが、独裁者として知られるドミニカ共和国大統領のラファエル・トルヒーヨは、陸軍に対してそうしたハイチ人を虐殺するように命令を出し、わずかな期間で少なくとも2000人の命が奪われたとされています。これでも十分いい思いはしない事件ですが、事後に関する話題もあまりいいものではなく、陸軍であることを隠蔽しようとしたり補償金が全くと言っていいほど当事者へ渡らなかったことが記録されています。

この記事は「シボレス」の実例として名前が挙げられていたことによって執筆を始めたものです。関東大震災における福田村事件などについて調べていたと記憶しているのですが、その関連で存在を知り、英語版を読んで日本語にしてみようと思ったものだと思います。個人的には鬱々とした気持ちになりながら書いたのですが、コミュニティの皆様に選んでいただいて少しは救われました。

走向

「走向」とは地質学(特に層序学や地質図学)の基本となる用語の一つで、とある地層が横方向に続いている方向のことを指す用語です。

この記事は一週間以上かけて書いた思い入れのある記事です。今からすると一週間もかけた割には中身が微妙な気はしますが、私が成長した証であると前向きに受け取ろうと思います。 一週間かければ素晴らしいものが出てくるかと言えば怪しい

二五穴

二五穴は房総半島に存在するトンネルを主とした水路システムで、現在でも一部が現役で使用されています。房総半島には雨こそ降るものの地質的に極めて侵食を受けやすいことから、河川がどんどん下がっていってしまうため実際に使える水資源はあまり多くありませんでした。そのため様々な方法で水及び耕作地が確保されており、二五穴はその一つです。

インターネット上に割とソースがあったので執筆しやすかった記憶があります。といっても研究自体は発展途上であるため用語の定義が一の研究者によるものであったりしたことから、記事内に若干の迷いが見られてしまっていますね。

リック・レスコーラ

リック・レスコーラは、ある時は空挺兵、ある時は大学教員、またある時は数千人の命を救った人物として知られています。一般的には一番最後の救命行為を行った人物として知られており、警備専門家として働いていたモルガン・スタンレーのWTCオフィスから、9.11の際に約2700人の避難誘導を行ったものの、当人は死亡してしまった人物です。

どういった気持ちで書いたかについては「日本語版ウィキペディアに「リック・レスコーラ」を立項した」を参照してください。

不整合 (地質学)

不整合というのは、とある層とそれに接する別の層が整合の関係にない状況を示す言葉です。すなわち2つの層が形成された状況に時間的な連続性が無い状態のことを指す言葉です。よく知られているものとして「傾斜不整合」と呼ばれているものがあり、これは下位層が形成された後に何らかの地質的変化が起こり、その後上位層が形成されたものです。

どういった気持ちで書いたかについては「日本語版ウィキペディアに「不整合 (地質学)」を立項した」をご覧ください。

最後に

「新しい記事」に選ばれる嬉しいので、今後も継続的に日本語版ウィキペディアへ寄稿していこうかなと思っています。しかしながらこのサイトでさえ更新が滞ってしまっているのでどうなることやら…といった感じです。もっと頑張らないと…。

あと念のために書いておきますが、ここに掲載されている記事は誰でもルールに則ってどんどんより良い形に改変していってください。そのためにWikipediaは存在するので。初版の著者に敬意を持つのは普通にいいことだと思いますが、だからといって良い形にしないというのは違います。Wikipediaでは編集のためのマニュアルが充実しているので、「もっといい形に出来るかも!」と思った方はどんどん参加してみてください。

Writer

Osumi Akari

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