ウルトラワイドの画面で着ぐるみさんを愛でる

FFmpegの力を使って着ぐるみさんをウルトラワイドで / 2024-01-24T00:00:00.000Z

昨年の9月30日に着ぐるみさんをお迎えしましたOsumi Akariです。着ぐるみさんは大変に可愛いのですが、1人ですと1つ問題があります。どうしてか知りませんが鏡が無いと自分の姿を見ることが出来ないのです。

というわけで私の持っている21:9のウルトラワイドモニターで着ぐるみさんを見られるようにするために、FFmpegの力を用いてどうにか頑張ってみました。

結論

  1. 16:9で撮影する
  2. ランチョス法を用いて大きくする
  3. クロップして見た目を整える

撮って大きくして

私の所有しているウルトラワイドモニターは2560*1080のサイズです。しかしながら私の持っているデバイスですと、iPhoneしかこれよりも大きいサイズの動画を撮ることの出来るデバイスが存在しません。しかしながらiPhoneは三脚に固定することが出来ませんので、1920 * 1080の大きさで動画を撮影できる一眼を用いました。

すると以下のような画像が撮影できます。

撮影された着ぐるみさんの一例

これでも十分良いのですが、先述の通りウルトラワイドモニターで愛でることが出来ないことから、ここから拡大した上でカットを行います。

これらの作業を行うためにFFmpegを用いました。FFmpeg WikiのScaling記事を読むと、動画を拡大・縮小するために様々な方策が存在します。ここではランチョス法を用いることにしました。FFmpegでアップスケーリングすることも不可能ではありませんが、FFmpegで現在実装されているフィルタですと実写に向いたものはありませんので、この方法も取らないことにしました。

ffmpeg -i input.mp4 -vf scale=2560:-1:flags=lanczos \
-c:v h264_qsv -tune film -qmin 18 -q 22 \
-preset slower -c:a copy output.mp4

このコマンドを実行し、ランチョス法を用いて1920 * 1080の動画を2560 * 1440にしました。このあとには21:9にするために不要な部分をカットします。このためには crop を用います。

ffmpeg -i input.mp4 -vf crop=w=2560:h=1080:x=0:y=0 \
-c:v h264_qsv -tune film -qmin 18 -q 22 \
-preset slower -c:a copy output.mp4

このような動画の処理を行うことによって21:9の動画が出来上がりました。この後にAviUtlで彩度等の調整やカット、トランジションの追加などを行います。そうすると以下のような動画が生まれます。

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ニッコニコになります。嬉しいですね。

最後に

AIを用いたアップスケーリングを最初は検討したのですが、アフィリエイトの顔をしたトパーズ色の記事が大量に出てきてしまいやめることにしました。とはいってもそのうちTecoGANとかに通してみたいなとは思います。