台湾で計10人が負傷する襲撃事件が発生、台北駅で発煙する物体を投げ込んだうえナイフで襲い、移動して繁華街でも襲撃か

犯人と思われる男は警察に囲まれ、百貨店から転落し死亡したとの情報 / 2025年12月19日

19日午後、台湾の北部に位置する台北市において、男によるテロが発生したとの報道がありました。これは台北駅で何かしらの発煙する物体が投げ込まれたのち、同一犯によって数百メートル離れた繁華街においてナイフによる無差別の襲撃があったとのことです。

この記事においてはその概要を簡単に整理します。現在事態が進行している状況での記事ですので、一部読みづらい点があることをご承知おきください。

更新: 詳細を書いた記事「台北で元軍人の男が無差別襲撃を行い3人死亡7人負傷、ナイフと発煙弾を組み合わせ地下鉄駅や繁華街で」を投稿しました。合わせてこちらをご参照いただけますと幸いです。

結論

  1. 地下鉄の台北駅で発煙する物体が投げられ刃物が振り回される、57歳の男性が意識不明
  2. 台北駅の隣駅である中山駅近くの繁華街で刃物を振り回し、9人負傷うち4人重傷
  3. その後デパートに侵入、警察に囲まれ建物から転落

台北市におけるテロ

19日17時頃(現地時間、UTC+8)から、台北市の中心部において複数回のテロが発生しました。これは同一犯とみられているとのことです。

台北駅での発煙

現地時間17時頃、地下鉄台北駅において発煙する物体が投げ込まれ、コンコース上に煙が広がりました。男が発煙する物体を投げ込む様子などはYouTube上で確認することが出来ます。

この襲撃によって、57歳の男性が意識不明となっているとのことです。報道によれば、当初は煙によるけがであると思われていたものの、現在刃物によるけがである可能性があるとのことです。

中山駅周辺における襲撃

また、地下鉄で一駅離れた中山駅周辺で、犯人が同様の発煙する物体を投げつつ無差別にナイフを振り回したとのことです。以下の映像で犯人が発煙する物体を投げつけている様子が確認できます。

このナイフを振り回した襲撃によって、9人がけがを負ったとのことで、このうち4人が重症とのことです。

容疑者の建物からの転落

その後犯人は百貨店(誠品生活南西)に逃げ込んだとのことで、商店に逃げ込んだ後に警察に包囲された結果、百貨店から転落したとのことです。

転落した後の容疑者とみられる男性が搬送される様子が、Threads上に投稿されています。心肺蘇生を受けながら運ばれている様子が見受けられます。

その後、現地時間19時48分に転落した男性の死亡が確認されたとのことです。報道によれば1998年生まれの27歳の男性だとみられているとのことです。

関連リンク

最後に

現在事態が進行している最中ですので、かなり粗削りな記事となってしまいました。

最後になりますが、被害に遭われた方の回復をお祈りいたします。

更新(20日): 情報を更新した記事の公開と同時に、表現を合わせるためタイトル等の一部を修正しました。

Writer

Osumi Akari

カテゴリ